民泊と呼ばないで! | 328 HOSTEL&LOUNGE
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徒然日記

民泊と呼ばないで!

民泊と呼ばないで!

暑い! 夏には強いはずの私でも、さすがに暑いこの夏。夏休み中にやろうとしてた、宿メンテナンスに関するTo do Listは、半分しか終わらず、夏休み終わりの子供な感じで、今頃あせってますが、もはやToo late ですね。ここはひとつ、5月下旬から飼い始めた「かたつむり」の飼育観察だけは、きちんとやってますんで、「上出来な夏休みだよ、自分」とさせていただきたいと思います。
さて、閉話休題。本年1月より始まった、大田区の民泊制度。
始まった当初は、運営事業者さんや、民泊やりたいオーナーさんのアポなし訪問対応に、正直煩わされていましたが、どうもそれもひと段落した模様。
その変わり、といってはなんですが、うちはご近所さんに、「民泊を大田区で最初にはじめた所」と思われているようで、そう言われるたんびに、「じゃあ、誰か”民泊発祥の地”とか、立派な顔ハメ看板、立ててくんないかなぁ・・・」なんつて、悪態をつきたくなるわけです。
何度か書いているかもしれませんが、私は、大田区国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業、略して「特区民泊」の免許ではなく、旅館業法における「簡易宿泊所営業」の免許を2014年に取得し、328を始めました。
マスコミの報道が民泊に偏りすぎているがために、AirBnBやってる所も、うちのような簡易宿泊所をやっているところも、もちろん民泊している所も、みーんな一緒にされますが、そもそもの営業スタンスが違うんですから・・・。一緒にされたくな〜〜〜い! のです。
というのも、今日の産経新聞の記事を見て、さらに言っておきたい感が増してきました!

「旅館業法で設置する場合と違って大田区の民泊事業では、施設を住宅のまま活用できるうえ、需要が落ち込めば賃貸に戻せる。参加事業者はそこにメリットを感じたのではないか・・・」との見方を呈した。
ですって・・・・。

そう、そういうことなんですの。とりあえず旅行客が来る間、小銭儲けられる間は儲けて、ダメになったらはい、撤退って、民泊ってそういう捉えられ方、世間でされてるんですよね。つまりそこにあるのは、「不動産ビジネス」。「旅館業」ではないわけです。
同じく、自分の家の空き部屋を旅行者に貸すAirBnBも一緒。だから、ここと十把一絡げに見られて語られるの、すごーく、すごーく違和感あるんです。

さらに驚いたことに、5日の日経新聞に、

「政府は国家戦略特区で、6泊7日以上滞在する客に限定した日数要件を今秋にも2泊3日以上に短縮する」

といった、とんでも記事がでていてびっくり・・・・。
今年の夏は、円高に加え、宿も増えたせいもあり、例年に夏に比べてる空室が多くでている宿も多いと聞きます。今後も増え続けるであろう、簡単に参入しやすいAirBnBに加え、民泊まで規制緩和されちゃったら、うちみたいに吹けば飛ぶような小さいドミトリー宿。どうなっちゃうんでしょうねー。

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