雨にも負けて、風にも負けて、夏の太陽にも負けて・・・。
開業セレモニー（なんてもんやったんですよ、うち）に間に合わせるため、超特急でできるところを探して、なんとか間に合わせた玄関の”のれん”。日本ボロ宿紀行(テレ東）ばりに、味がですぎちゃってどうしたもんかなー、と思っていたのですが、やっとリニューアルの目処がついてきました！

Newのれんは、「ボロ」がテーマ。え？　と思われるかもしれませんが、現在のあちこち破けて、色もあせてしまっている暖簾もそれなりに愛着が湧いていて、なかなか”ときめいちゃって”おり・・・。「やばい。　これ、捨てられない〜。ごめんね、こんまり」っと頭を悩ませていたところに、運命の出会いが・・・。
これまた開業時に、ベッドのカーテンを縫ってくれたありがたい友人がいるのですが、最近、その友人が、骨董市などで仕入れたBORO（藍染の古布）で服を作って販売しており・・。それがなんとも、センスがええ〜ではないですか・・・。

布ものといえば、彼女。というわけで、相談してみたところ「ボロでカーテンを作ってみたらどうだろうか？」と・・・。とはいえ、あんまり味がありすぎても、エントランスのお蕎麦やさん風の外観とミスマッチしかねないので、やりすぎず、かわいらしい感じで・・・、というわけで、刺し子で、色々刺繍してもらったり、自分なりに、これいいかも？　というアイディアを盛り込んでもらって、完全フルオーダーで作ってもらってます。
しかも、今回使ってもらった布地は、友人が京都のアンティークマーケットで仕入れてくれた、という神社で使われていたらしい藍染の古布。ちょっとした験担ぎも兼ねて・・。ええんじゃない？　ええんじゃない？？？　ふふふ。

写真のNewボロ暖簾は、夏前ぐらいには、完成予定。
（よくこんなオンボロの下げているよね）と心で思っても口にださず、「暖簾、味があるね」って言ってくれていた、やさしいゲストや友人のみなさん。
【もう、ただのボロとは言わせない（CanCamのキャッチコピー風）】。
ぜひ、Newボロカーテンを見に、328に遊びに来てくださいね〜。